成人集中治療室における人工呼吸器関連肺炎および死亡を予防するために採用された口腔衛生プロトコールの有効性の評価:システマティックレビュー
Evaluation of the effectiveness of oral hygiene protocols adopted for the prevention of ventilator-associated pneumonia and mortality in the adult intensive care unit: a systematic review R.F.T. Gomes*, E.F. Castelo , C.A. Gründling *Federal University of Rio Grande do Sul - UFRGS, Brazil Journal of Hospital Infection (2026) 174, 389-401
根拠/目的
本システマティックレビューでは、口腔衛生(OH)プロトコール、使用された口腔洗浄液、ケアに関与した医療従事者、歯性感染病巣の同定に関する報告を解析した。集中治療室(ICU)における OH と人工呼吸器関連肺炎(VAP)発生率および死亡率との関連についても解析した。
材料および方法
5 つのデータベースにおいて、VAP 発生率および死亡率を低減するために用いられた OH に関する技術的参考文献を提示した研究を検索し、Preferred Reporting Items for Systematic Reviews and Meta-Analyses 2020(PRISMA 2020)アプローチを用いた。選択基準を満たした論文を対象に、定性的解析を実施した。
結果
検索の結果、選択基準を満たした 23 件の研究が選択された。このトピックへの関心は 2000 年代半ばに生まれ、主に過去 10 年間に高まってきたことがわかった。ほとんどの研究が、医師および看護師によって実施されていた。患者の歯の状態を報告した研究は 1 件のみ特定された。確立されたプロトコールによる、VAP 発生率または死亡率の統計学的有意差は、ほとんどあるいはまったく認められなかった。
結論
歯科医によって実施された研究はほとんどない。これは、入院患者にとって重要な汚染源である歯性感染病巣の同定と除去に直接影響を及ぼす可能性がある。ICU における VAP および死亡の予防に対する OH の影響は、ほとんどあるいはまったく認められなかった。歯性感染病巣を効果的に除去し、VAP 発生率および ICU 死亡率に対する影響を確認するためには、集学的チームによって実施される、さらに多くの研究が必要である。
監訳者コメント:
歯性感染病巣を効果的に除去することが VAP 発生率および ICU 死亡率に対する影響を確認するため集学的チームによって実施されるさらなる研究が必要であり、さらなる研究が必要である。
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