アルコール性ハンドジェルの抗菌効果
Antimicrobial efficacy of alcohol-based hand gels
M. Guilhermetti*, L.A. Marques Wiirzler, B. Castanheira Facio, M. da Silva Furlan, W. Campo Meschial, M.C. Bronharo Tognim, L. Botelho Garcia, C. Luiz Cardoso
*State University of Maringa, Brazil
Journal of Hospital Infection (2010) 74, 219-224
近年、医療従事者の手指消毒遵守の改善を目的として、複数のアルコールハンドジェルが市販されている。これらの製品の抗菌効果について各国から報告されているが、ブラジルでの研究はほとんどない。この研究では、活性成分として70% w/w※(またはv/v※※)エタノールを含有するブラジル製の12種類のハンドジェルの抗菌効果を欧州標準1500(EN1500)に基づいて評価した。対象としたアルコールジェルはHand Gel、Voga Gel、Solumax Solugel、Doctor Clean、Rio Gel、Clear Gel、Sevengel、Hand CHC、Gel Bac、WBL-50 Gel、Sanigel、およびSoft Care Gelである。さらに、70% w/wエタノール、および欧州で一般的に使用されEN1500に基づいて有効とされている3種類の擦式アルコール製剤(Sterillium、Sterillium Gel、およびSpitaderm)についても試験を行った。2種類を除くその他の製品は、製品を60秒間使用するEN1500の試験プロトコールの基準に合致した。この結果から医療従事者の手指衛生を目的とするブラジル製のアルコールジェルは、その大半が抗菌効果を有することが確認された。
サマリー 原文(英語)はこちら
監訳者コメント:
この研究はブラジル製品に関する報告であり、わが国においては直接的な影響は少ないが、抗菌効果が不十分であると名指しされた2つの商品の立場は?
監訳者注:
※w/w:重量比。
※※v/v:容量比。
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