経済学を味方にする★

2018.10.19

Make economics your friend


N. Graves*
*Queensland University of Technology, Australia
Journal of Hospital Infection (2018) 100, 123-129
本稿では、経済学の分野を明確にし、なぜ経済学が有用であるかを述べる。感染症予防に従事する人々に関連する経済的転帰を評価する方法についてレビューするとともに、競合プログラムにおける最善策の選択に役立つ情報を意思決定者がどのように使用すべきか検討する。優れた経済学によって、資源の乏しい条件下で機能する感染予防サービスにより健康上の利益が高められると主張して、締めくくる。
サマリー原文(英語)はこちら
監訳者コメント
手指衛生遵守率の向上による感染予防などがいかに医療経済的にみてコストパフォーマンスが良いのかをデータで示すことによって、感染予防の徹底は医療経済的にコストパフォーマンスが良いので徹底すべきだということを周知することで、味方につける作戦を説いている。

同カテゴリの記事

2020.12.31

A persistent recurring cluster of meticillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA) colonizations in a special care baby unit: a matched case-control study
N.K. Love*, B. Pichon, S. Padfield, G.J. Hughes
*Public Health England, UK
Journal of Hospital Infection (2020) 106, 774-781

2020.10.30

SARS-CoV-2 infection among healthcare workers in a hospital in Madrid, Spain
I. Suárez-García*, M.J. Martínez de Aramayona López, A. Sáez Vicente, P. Lobo Abascal
*Hospital Universitario Infanta Sofía, Spain
Journal of Hospital Infection (2020) 106, 357-363

2018.03.31

Prevalence of multidrug-resistant organisms in migrant children admitted to an Italian cardiac surgery department, 2015-2016

JHIサマリー日本語版サイトについて
JHIサマリー日本語版監訳者プロフィール
日本環境感染学会関連用語英和対照表

サイト内検索

レーティング

アーカイブ