資源が乏しい環境における電話連絡および追跡カードを用いた手術部位感染症の退院後サーベイランス

2017.05.31

Postdischarge surveillance of surgical site infections using telephone calls and a follow-up card in a resource-limited setting


J. Guerra*, M. Isnard, C. Guichon
*Preah Kossamak Hospital, Cambodia
Journal of Hospital Infection (2017) 96, 16-19
カンボジアにおいて、追跡カードと電話連絡を用いることは、手術部位感染症(SSI)の退院後サーベイランスにとって効率的な方法のようであった。患者 161 例に追跡カードを渡し、手術を受けた後の 30 日以内に受診した医療従事者にカードを示すよう指示した。患者に対し、その後電話連絡をして情報収集を行った。退院後、患者の 87%が追跡データを提供した。これらの患者のうち、入院中に SSI が検出されなかった患者 25 例が「手術創から白色の液体が分泌された」と報告した。そのうち、9 例が医療従事者によって排膿であったと報告された。
サマリー原文(英語)はこちら
監訳者コメント
米国と比較して平均在院日数の長い日本では、より実際かつ正確な SSI サーベイランスが実施できていると専門家は考えている。米国では術後在院日数が極端に短いため電話再診を行っているが、カンボジアのこの追跡カードシステムはローテクだが全く何もしないより正確な集計につながると考えられる。

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