医療従事者における自己報告による手指消毒行動と観察された手指消毒行動の相違 ★

2006.08.31

Discrepancy between self-reported and observed hand hygiene behaviour in healthcare professionals


E.A. Jenner*, B.(C) Fletcher, P. Watson, F.A. Jones, L. Miller, G.M. Scott
*University of Hertfordshire, UK
Journal of Hospital Infection (2006) 63, 418-422
病棟で医療従事者71名の手指消毒行動を合計132時間観察し、手指消毒の機会1,284回を認めた。参加者が記入した質問票を使用して、実際の行動と自己報告した行動、手指消毒に対する意志および姿勢を比較した。観察された行動から、ガイドラインの遵守率が非常に低いことが明らかになり、医療従業者が、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌保菌患者に対してさえ、リスクを考慮していないことが示唆された。観察された行動と、医療従事者の意志および自己報告した行動との関連はみられなかった。この結果は、態度、意志、または自己報告した行動の修正を目的とした手指消毒への介入では、行動を変更できない可能性が高いことを示唆しており、これをどのようにすれば改善できるかを考慮する必要がある。
サマリー 原文(英語)はこちら
監訳者コメント:
手指消毒のガイドラインに対する遵守率が高くないことはよく知られているが、著者らは遵守率に関して手指消毒が必要な内容別に詳細に分析している。

同カテゴリの記事

2018.01.31

Detection of viable but non-culturable legionella in hospital water network following monochloramine disinfection

2018.11.24

Disinfection of artificially contaminated gloved hands reduces transmission of Staphylococcus epidermidis to catheter valves

2008.06.30

Prevalence of anti-legionella antibodies among Italian hospital workers

JHIサマリー日本語版サイトについて
JHIサマリー日本語版監訳者プロフィール
日本環境感染学会関連用語英和対照表

サイト内検索

レーティング

アーカイブ